――9年前の私へ、あの頃は本当につらかった
※この記事は、借金500万円を経験した私が、
任意整理を知らずに後悔した体験をまとめたシリーズの最終話です。
個人再生を考えていた頃、
私が一番知りたかったのは、
手続きのことでも、制度の違いでもありませんでした。
「その後、どうなるのか」
「本当に、普通に暮らせるのか」
今日は、
9年前に個人再生をした私が、
今どんな生活をしているのか、
そして、あの頃の自分に伝えたいことを正直に書きます。
クレジットカードは、今どうなっているか
個人再生をしてから、
しばらくクレジットカードは持てませんでした。
生活の支払いは、
デビットカードで行っていました。
正直、不便に感じることもありましたが、
「使いすぎない」という点では、
自分には合っていたと思います。
そして、
2年前にクレジットカードを1枚作ることができました。
ただ、
よほどのことがない限り、
支払いは 1回払い にしています。
すべてがうまくいったわけではない
誤解されたくないので、正直に書きます。
「もう何でも自由に作れる」
そんな状態ではありません。
- PayPayカードは落ちました
- docomoのdカードも落ちました
- 他にも、通らなかったカードがあります
これが、
個人再生をした現実です。
今の生活は「余裕はない。でも普通」
今、
特別に余裕があるわけではありません。
でも、
普通に生活はできています。
少なくとも、
毎月の支払いに追われて眠れなかった頃のように、
「明日が怖い」と感じることはなくなりました。
それだけで、
人生はずいぶん違って見えるようになりました。
罪悪感は、正直まだ残っている
きれいごとは言いません。
罪悪感は、
今も完全には消えていません。
「迷惑をかけた」
「申し訳なかった」
そう思う気持ちは、
今もどこかにあります。
でも、
それを抱えながらでも、
生活は続いています。
それでも、あの苦しみを思うと
個人再生をする前、
私はずっと、
お金のことが頭から離れませんでした。
- 寝る前
- 目が覚めた瞬間
- 何をしていても
常に、
支払いのことを考えていました。
あの苦しさを思い出すと、
私は、やってよかったと思っています。
9年前の私へ。あの頃は本当につらかった
9年前の私へ。
あの頃のあなたは、
「頑張れば、何とかなる」
そう信じて、毎日必死だったね。
払っても、払っても、
減っていくのは元金じゃなくて、
金利ばかり。
数字を見るたびに、
胸がぎゅっと苦しくなっていた。
寝ても覚めても、
頭の中はお金のことばかりで、
心が休まる時間は、ほとんどなかった。
あなたは、弱かったんじゃない
夜は眠れず、
体も心も限界だった。
正直に言うと、
「いなくなってしまえば、終わるのかな」
そんな考えが頭をよぎったこともあった。
でもね、
それはあなたが弱かったからじゃない。
お金が足りない状態が、
人をここまで追い詰めるだけ。
誰だって、
同じ場所に立たされたら、
同じように悩む。
あなただけじゃない。
知らなかっただけで、選択肢はあった
あの頃のあなたは、
我慢するしかないと思っていた。
耐えることが、
正解だと思っていた。
でも実際は、
決断することで、景色は変わった。
すぐに楽になったわけじゃない。
罪悪感が消えたわけでもない。
それでも、
あの苦しみの真ん中からは、
確実に一歩、外に出られた。
今の私は、希望を持てている
9年経った今の私は、
余裕があるわけじゃない。
でも、
「次は何を目標にしよう」
「何を楽しみにしよう」
そう考えられる余白が、
ちゃんとある。
罪悪感は、今も残っている。
それでも、希望はある。
それが、
あの頃との一番の違いです。
今、同じ場所にいる人へ
もし今、
「この先どうなるのか分からない」
「一生引きずるんじゃないか」
そんな不安の中にいるなら、
これだけは伝えたいです。
人生は、終わりませんでした。
楽になるまでには時間がかかります。
罪悪感が消えないこともあります。
それでも、
あの苦しみの中に、
ずっと居続ける必要はありませんでした。
最後に、今の私からひとつだけ
あの時、
完璧な選択をしようとして動けなかった私に、
今の私は、こう言いたいです。
「完璧じゃなくていい。
生き続けられる選択でよかった」。
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