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あの時個人再生していなかったら今どうなっていたか|53歳になった今、ふと思うこと

※この記事は、約550万円の借金を抱え、最終的に個人再生をした私の実体験をもとに書いています。

個人再生をしてから9年が経ちました。

当時44歳だった私は、今53歳になりました。

最近ふと考えることがあります。

もし、あの時個人再生をしていなかったら。

私は今、どんな生活をしていただろう。

もちろん本当のことはわかりません。

でも、あの頃の状況を思い出すと、一つだけ言えることがあります。

今のような生活はなかっただろうということです。

目次

当時の借金は約550万円

当時の我が家には約550万円の借金がありました。

住宅ローン。

養育費。

生活費。

キャッシング。

クレジットカード。

気づけば返済だけで毎月20万円近く払っていました。

それでも借金はなかなか減りませんでした。

返しているのに減らない。

そんな感覚でした。

足りなくなれば借りる。

給料が入れば返す。

また足りなくなれば借りる。

今振り返ると、その繰り返しだったと思います。

もし個人再生していなかったら

体調はその後回復しました。

働くこともできるようになりました。

だから、もし個人再生をしていなかったとしても、返済自体は続けていたと思います。

でも借金が大きく減っていたとは思えません。

お金が足りなくなれば借りる。

返せる時に返す。

そしてまた借りる。

そんな生活を続けながら、

「いつか返せる」

そう信じていた気がします。

実際には返済しているつもりでも、借金総額はあまり変わっていなかったかもしれません。

督促の電話に怯えていた

でも、その頃の私はすでに限界でした。

最初はポストに届く督促のハガキだけでした。

そのうち電話もかかってくるようになりました。

電話が鳴るたびに緊張しました。

出たくない。

でも出ないのも怖い。

何を言われるのだろう。

また支払いの話だろうか。

そんなことばかり考えていました。

今でもあの頃の緊張感は忘れられません。

もし個人再生をしていなかったら、そんな生活がもっと長く続いていたのかもしれません。

もう終わりだと思った瞬間

キャッシングの枠も限界でした。

新しく借りることも難しくなっていました。

最後の頃はクレジットカード現金化まで利用していました。

今振り返れば、それほど追い詰められていたのだと思います。

それでも私は、

「次の給料が入れば何とかなる」

「もう少し働けば何とかなる」

そう思っていました。

でも現金化も利用できなくなった時、

私は初めて思いました。

「もう終わりかもしれない」

と。

お金を用意する方法が、本当に何もなくなったのです。

あの時の絶望感は今でも覚えています。

もし個人再生をしていなかったら、その後も借りて返してを繰り返しながら、もっと苦しい状況になっていたかもしれません。

本当に守りたかったのは子どもの生活だった

当時の私は借金を返すことばかり考えていました。

でも今振り返ると、本当に守りたかったのは借金ではなく子どもの生活でした。

子どもに不自由をさせたくなかった。

普通の生活を守りたかった。

その気持ちだけで必死に頑張っていたように思います。

だからこそ、なかなか現実を認めることができませんでした。

債務整理をしたら終わりだと思っていました。

自分が失敗した人間になるような気がしていました。

今、一番違うこと

53歳になった今。

借金問題は解決しました。

もちろん人生の悩みがなくなったわけではありません。

お金の不安もゼロではありません。

それでも、あの頃と一番違うことがあります。

それは、お金のことばかり考えなくなったことです。

目が覚めた瞬間からお金の心配をする。

電話が鳴るたびにドキッとする。

給料日までの日数を数える。

そんな毎日ではなくなりました。

心が少し楽になりました。

それだけでも大きな変化だったと思います。

個人再生できたことには感謝している

個人再生したことに後悔はありません。

むしろ感謝しています。

もちろん迷惑をかけました。

家族にも心配をかけました。

そのことへの罪悪感は今でもあります。

でも、あの時相談しなければ、今も苦しみ続けていたかもしれません。

そう思うことがあります。

44歳だった私へ

あの時44歳だった私が、今53歳になりました。

9年という時間は長いです。

もし個人再生をしていなかったら。

私はその9年間を借金のためだけに使っていたかもしれません。

だから、あの頃の自分に一言だけ伝えられるなら。

「早く気づいて」

そう言います。

頑張れば何とかなると思っていた。

いつか返せると思っていた。

でも本当は、一人で抱え込む段階を過ぎていました。

もっと早く相談してよかった。

もっと早く助けを求めてよかった。

今だから、そう思います。

もし今、昔の私と同じように悩んでいる人がいるなら。

一人で抱え込まないでください。

相談することは逃げることではありません。

人生を立て直すための一歩だと、私は9年経った今、そう思っています。

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アース司法書士事務所

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