※この記事は、借金約550万円を抱え、最終的に個人再生を経験した私が、当時感じていた「人生が終わったような感覚」について書いた体験記事です。
制度の詳しい説明ではなく、借金を抱えていた頃、私の中で何が起きていたのか。
そして9年経った今、あの頃を振り返って思うことを書いています。
借金が増えるほど「もう終わりだ」と思うようになった
借金が少なかった頃は、
「そのうち返せる」
と思っていました。
少し苦しくなっても、
「次の給料で何とかなる」
「働けるようになれば返せる」
そう考えていました。
でも、借金が増えていくにつれて、その気持ちは変わっていきました。
気づけば頭に浮かぶのは、
「もう人生終わったかもしれない」
という言葉でした。
借金があるから、すぐ人生が終わるわけではありません。
今ならそう分かります。
でも当時の私は、そんなふうには考えられませんでした。
先がまったく見えなかったのです。
朝起きた瞬間から、お金のことを考えていた
借金で一番苦しかった頃。
朝、目が覚めた瞬間に考えるのはお金のことでした。
今日は何日か。
次の支払いはいつか。
口座にいくら残っているか。
どこからお金を作るか。
夜になっても同じです。
布団に入ってからも、ずっと考えていました。
「どうしよう」
「今月は払えるだろうか」
「来月はどうするんだろう」
考えても答えは出ません。
それなのに、頭の中では同じことが何度も繰り返されます。
体は休んでいても、心は全然休めていませんでした。
普通に生活しているようで、心はずっと借金の中にいた
家事をする。
買い物に行く。
家族と話す。
外から見れば、普通の生活をしていたと思います。
でも、自分の中は違いました。
スーパーに行っても値段ばかり気になる。
ちょっとした出費でも不安になる。
何か欲しいものがあっても、
「そんなことにお金を使っていいの?」
という気持ちになる。
普通の毎日を送っているはずなのに、心だけはずっと借金から離れられませんでした。
誰にも言えないことが一番苦しかった
借金そのものも苦しかったです。
でも今振り返ると、一番つらかったのは、
誰にも言えなかったこと
だったと思います。
借金をしたのは自分。
だから苦しいと言ってはいけない。
自分で何とかしなければいけない。
そんな気持ちがありました。
母に話そうと思ったこともあります。
「お金を貸してほしい」
と言おうかと考えました。
でも、
心配をかけたくない。
がっかりさせたくない。
そう思うと、どうしても言えませんでした。
夜になると、
「明日は話そうか」
と思う。
朝になると、
「やっぱり言えない」
と思う。
その繰り返しでした。
借金550万円という数字を見た時
私の借金は最終的に約550万円になりました。
クレジットカード。
ショッピングリボ。
キャッシング。
消費者金融。
何社にも借りていました。
毎月の返済額は約20万円。
それでも借金はなかなか減りませんでした。
最終的に司法書士から届いた書類を見て、総額を知りました。
約550万円。
その数字を見た時、
「もう終わりだ」
と思いました。
今になって考えれば、550万円という数字だけで人生が決まるわけではありません。
でも当時の私には、
返せる未来がまったく見えませんでした。
お金を作る方法ばかり探していた
あの頃の私は、
「借金をどう解決するか」
ではなく、
「次の支払いのお金をどう作るか」
ばかり考えていました。
足りなければ借りる。
返したら、また借りる。
キャッシングが使えなくなれば別の方法を探す。
最後の頃にはクレジットカード現金化まで利用していました。
今振り返れば、そこで立ち止まるべきだったと思います。
でも、その時の私は止まれませんでした。
止まったら全部終わる気がしたからです。
だから、とにかく次のお金を探していました。
現金化もできなくなった時、本当に終わったと思った
そして、クレジットカード現金化も利用できなくなった時。
私は本気で思いました。
「もう終わりだ」
キャッシングも難しい。
新しく借りることも難しい。
現金化もできない。
お金を作る方法がなくなった。
目の前が真っ暗になるような感覚でした。
今考えると、あの時は「人生が終わった」のではなく、
自分一人で借りて返す方法が限界になった
だけだったのだと思います。
でも、当時はその違いが分かりませんでした。
将来を考えられなくなっていた
借金を抱えていた頃、将来のことを考える余裕はありませんでした。
旅行に行きたい。
何かを買いたい。
老後はどうしよう。
そんなことよりも、
「次の支払い」
でした。
来月どころか、
今月を乗り切ることで精一杯。
未来がないというより、
未来を考える余裕そのものがなくなっていた
のだと思います。
「消えてしまえたら」と思うほど苦しかった
当時は、借金で命を絶つ人のニュースを見ると胸が苦しくなりました。
以前の私は、
「どうしてそこまで」
と思っていたかもしれません。
でも自分が借金で追い詰められて、少し分かるようになりました。
私は実際に何か行動したわけではありません。
それでも、
「この苦しさから消えてしまえたら楽なのかもしれない」
と思うほど苦しかった時期がありました。
借金の苦しさは、単に「お金が足りない」というだけではありません。
毎日不安が続く。
自分を責め続ける。
誰にも言えない。
逃げ場がなくなる。
その積み重ねで、人はどんどん追い詰められていくのだと思います。
それでも人生は終わりませんでした
私はその後、専門家に相談しました。
最終的に個人再生をすることになりました。
借金約550万円は約100万円になり、毎月の返済額も約20万円から36,000円になりました。
もちろん、何もかも簡単に解決したわけではありません。
クレジットカードが使えない期間もありました。
ローン付きの車も手放しました。
罪悪感も残りました。
それでも、
人生は終わりませんでした。
今は、朝起きた瞬間から借金のことを考える生活ではありません。
電話が鳴るたびに怯えることもありません。
次の返済日だけを考えて毎日を過ごすこともなくなりました。
9年経った今、あの頃の自分をどう思うか
9年経った今でも、あの頃を思い出すことがあります。
「どうしてもっと早く相談しなかったんだろう」
と思うこともあります。
でも、あの頃の自分は、
「まだ頑張れる」
と思っていました。
自分で何とかしたかった。
家族に心配をかけたくなかった。
自己破産も怖かった。
何をすればいいか分からなかった。
いろいろな気持ちが重なって動けなかったのだと思います。
今なら、あの頃の私にこう言います。
「人生が終わったんじゃない。もう一人で抱えるのが限界なんだよ」
と。
借金で一番つらかったのは「一人で抱えていた時間」
借金を振り返ると、
550万円という金額も怖かったです。
毎月20万円という返済額も苦しかったです。
督促の電話も怖かった。
でも、一番つらかったのは、
一人で抱えていた時間
だったと思います。
誰にも言えない。
何をすればいいか分からない。
でも毎日支払い日は近づいてくる。
あの時間が、一番苦しかったです。
もし今「人生終わった」と思っている人へ
もし今、
借金のことばかり考えている。
誰にも言えない。
次の支払いが怖い。
「もう人生終わった」と思っている。
そんな状態なら、私は一つだけ伝えたいです。
私もそう思っていました。
でも、実際には終わっていませんでした。
私の場合は、相談して初めて、
「自分にはまだ選択肢がある」
ということが分かりました。
相談したからといって、すぐ何かを決めなければならないわけではありません。
まずは、
今いくら借金があるのか。
毎月いくら払っているのか。
どんな方法があるのか。
それを整理するだけでも違います。
まとめ|あの時の私は「人生が終わった」のではなく、限界だった
借金550万円を抱えていた頃、私は本気で
「人生終わった」
と思っていました。
朝から晩までお金のことばかり。
誰にも言えない。
将来も見えない。
次の支払いのために、また借りる。
そんな毎日でした。
でも9年経った今、思います。
あの時の私は、
人生が終わったのではありませんでした。
一人で何とかし続けることが、もう限界だっただけです。
もしあの頃の自分に一言だけ伝えられるなら、
「一人で抱えなくてもよかった」
そう言いたいです。
私が550万円になるまで相談できなかった理由
私は「まだ何とかなる」と思い続け、相談するのが遅くなりました。
任意整理をほとんど知らなかったことも大きな理由でした。

借金が返せなくなるのが怖い方へ
督促の電話が来るようになった頃の体験はこちらにまとめています。

一人で状況を整理するのが難しい場合
私自身、相談するまではとても怖かったです。
でも実際には、まず今の状況を話して、どんな選択肢があるのかを聞くところから始まりました。
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※こちらは私が実際に依頼した事務所ではありません。
私自身は借金約550万円から個人再生を経験しています。
では、なぜこの事務所を紹介しているのか。
私の経験と照らして理由をまとめました。

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